tima620のゆらぎ

「のlog.txt」を畳み、「の」が崩御し、「のはざま」をはさんだ後に生まれた「のゆらぎ」

2023年3月の健康の話

こんにちは、2022年度もおつかれさまでした。
2023年度もよろしくお願いいたします。

今回はもろもろ変化のチェックと、あと米国海軍式体脂肪率というものについてちょっと調べたり整理したことを書いていきます。

変化

腹囲変化はこちら。

  • 23/02/04 89.5cm (開始)
  • 23/02/28 85.5cm (-4.0cm)
  • 23/03/31 83.0cm (-6.5cm)

とりあえず85cmは下回ったので、メタボ判定からは脱出できましたね。

体重変化はこちら。

  • 23/01/15 75.2kg (開始)
  • 23/01/31 73.5kg (-1.7kg)
  • 23/02/28 72.7kg (-2.5kg)
  • 23/03/31 70.2kg (-5.0kg)

体重は第一目標にはしていないのですが、なんやかんやで減りました。

筋トレどう?

やっぱり年度末ということもあって、ペースは乱れちゃいました。

とはいえ、筋力は多少上がってきたようです。
例えばダンベルベンチプレスは2月当初は片腕14kgが限界だったのですが、今はちょうど片腕20kgあたりになってきました。

調べて出てきた米国海軍式体脂肪率について少しお勉強

海軍保険研究センター?ってところのpdfに元となる式が出てきます。
自分が男性なので男性の式だけ引用しますね。

https://www.bodybuilding.com/fun/kurilla5.pdf

 \text{% body fat} = 86.010 \times \log(\text{abdomen II} - \text{neck}) - 70.041 \times \log (\text{height}) + 36.76

(abdomenが腹部なのはわかったんですが、 IIって何なのかはよくわからず…。)

なるほど…と思ったのですが、日本語で紹介されている記事は最後の項が 30.30 として紹介されていることが多いです。
これは引用した式における「腹囲」「首回り」「身長」がインチであることが原因であり、30.30 で紹介している式はセンチに単位換算したものとなっています。
これは高校数学で説明できるので、リハビリの気持ちで説明してみますね。

インチ表記が影響を受ける部分は式中では  \log に含まれていますね。
そして1インチは2.54センチとして単位換算することができます。
このあたりで、 \log(\frac{a}{b}) = \log(a) - \log(b) が使えます。
身長部分だけ引っ張り出して整理してみましょう。

 \log(\text{height(inch)}) = \log(\frac{1}{2.54}\times \text{height(cm)}) = \log(\text{height(cm)}) - \log(2.54)

という感じで、inch→cmの変換時に  - \log(2.54) という定数が引っ張り出されます。
これを踏まえて元の式をセンチ表記してみましょう。

 86.010 \log(\text{abdomen(inch)} - \text{neck(inch)}) - 70.041 \log(\text{height(inch)}) + 36.76  = 86.010 \log(\text{abdomen(cm)} - \text{neck(cm)}) - 70.041 \log(\text{height(cm)}) + 36.76 + (86.010 - 70.041) \times (- \log(2.54))

(数式がブログの枠をはみ出した気がしますが)
ここで、  (86.010 - 70.041) \times (- \log(2.54)) \simeq -6.46 という計算ができますので、それを突っ込むとめでたく

 = 86.010 \log(\text{abdomen(cm)} - \text{neck(cm)}) - 70.041 \log(\text{height(cm)}) + 30.30

が得られるわけですね。

…まあでもそういった諸々は置いておいて、この式で努力で変えられる変数って、基本的に腹囲だけですよね
だから色々気にせず、腹囲を測っていきましょうね。